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大東市青少年協会さん ご提供

平成17年度JLサマーキャンプ保護者アンケート報告
 サマーキャンプで保護者の皆様からアンケートを通じて様々な声を頂きました。たくさんの意見の中から少しでも返事をさせていただきます。ご理解と共に私たちの想いも伝わればいいなと思っています。よろしくお願いします。
 サマーキャンプは8月8日(月)~11日(木)の3泊4日間のキャンプでした。子ども144名、リーダー37名と総勢181名で例年に勝る大人数のメンバーが、野外活動センターでさ草ざまな活動をしました。

子ども達にとってこの4日間は楽しい毎日でもあり、ちょっとつらい事もあったのでしょうね。また、保護者の方にとっては心配な4日間だったのではないでしょうか?(なかには子どもがいなくて、のびのびできたよ。という人もいるかもしれませんね(笑))

では、一つ目の意見です。

  • すごく楽しかったようで、いっぱい話をしてくれました。新しい友達とも手紙のやり取りをしています。すごくよかったです。ありがとうございました。

     学校のワクを越えて新しい友達ができるのが、この活動のいいところの一つですよね。
     出会いがあって、共通の体験をしてAさんは、いい友達を見つけることができたんだと思います。学校の友達では、なかなか手紙交換なんてする機会はないかもしれませんが、日頃会わないのにつながっている関係も素敵ですよね。よく聞きますが、ジュニアリーダー(JL)のキャンプで1年間磨過ごした違う学校の友達が、5年後に同じ高校に通うというドラマみたいな話があります。そんな時、JLのキャンプの話になり『○○がグループリーダーやったよ』などと言っているようです。私たちにとってもこのような話を耳にすることは、とても嬉しいことだと感じます。Aさんも新しくできた友達を大切にして下さいね。

  • 山登りがつらかった様で…。それでも『めっちや楽しかった♪』と言って、色々なお土産話をしてくれました。お世話をかけ、ありがとうございました。

     そうなんです。つらいんですよね、山登りが‥3泊4日分の重たい荷物を背負って1時間も(何度か休憩はしますが)歩くなんて大変ですよね。引率のリーダーたちでも大変です。でも、これができるのは隣に同世代の子の頑張りがみれたり、リーダーからの励ましがあるから登れるのではないかとよく思います。さらに、この試練(山登り)を終えた後にはBくんにとって自信を持つきっかけになったり、一緒に乗り越えたメンバーとより深い絆が結ばれていくのではないでしょうか。また、真夏に1時間かけて山を登り越えた後の、お茶はすごくおいしく感じます。子どもたちも登りきったぞ~っという、たくましい顔で飲んでいる姿を見るのは、私の好きな場面の一つでもあります。

  • お茶などの、飲み物をもう少し用意していただきたいです。

    夏の暑い中での活動ですので脱水症状や熱中症などにならない様に気を使っています。なんといっても体が資本です。キャンプには子どもの班につくグループリーダーの他に多くのリーダーがいて、その中には専属のお茶沸かしスタッフもいるんですよ。お茶を出す時間帯を決め、常に一定量のお茶を用意する様システム化して取り組んでいます。しかし、そのお茶は熱々でないものの冷蔵庫を開けて飲む様にはいきません。食事準備の時に子ども達が沸かす場合もあります。火をつけるにしろ苦労があり不便な生活の中で、お茶を水で冷やすこと、お茶を飲むタイミング等いろんなことを学んでいって欲しいと思います。泉しかったキャンプが終わり、重たい荷物を背おって下山し、フラフラになって家にたどり着いて飲む麦茶やジュースは最高!なのでしょうね。

  • サマーキャンプがとても楽しかったらしく、自分も将来リーダーすると言っていました。

     そう言っていただけることが、最高の一言ですね。私自身もJL時代にはリーダーにとても憧れを持っていました。それが、今では運営する立場です。ですから、D君の気持ちはとてもよく分かります。私がリーダーになりたかったのは面白そうだったのもありますが、私がしてもらったように、下の世代に何かをしたくなったという想いがありました。D君も、周りの人を巻き込んで、これからも楽しく活動していってくれることを願っています。自分の班のJLっ子がリーダーになった時って、すごく嬉しいんですよね。

  • 初めて家族と離れての3泊4日…。ナイトハイクで夜景を見た時は家が恋しくなり、涙があふれそうになったコトを話してくれ、私自身(JL&DAC卒業生)の経験と重なり「おうちの暖かさ、家族のぬくもり」を2人で語り合いました(笑)。とっても良い経験だったと思います。

     2日目の夜の話ですね。班ごとで飯盛山の山頂に歩いて行きます。この時、見える夜景は大阪平野が一望できるすばらしいものなのですが、家が恋しくて涙があふれそうになりましたか・・・・そうですね、親元をはなれ街中から出てきていつもと違う環境や人、このような中で逆に「家の暖かさだったり、家族のぬくもり」が感じられるのかも知れませんね。新たな発見があったり、不安な気持ちを乗り越えることもいい体験につながるのではないでしょうか。このような体験を、良い経験だといっていただける保護者の方に感謝、感謝ですね。また、家に帰ってきてから2人で語り合ったなんて、すばらしい親子だなと感じました。そして、いつまでもこの事業が続くように応援して下さいね。

  • 3泊4日を長く感じたのは親だけでした。想像以上に喜んだ姿は、びっくりしました。
    早く秋のキャンプに行きたいと、首を長くして待ってます。ありがとうございます。

     きっと子ども達、それからリーダー達にも始まるまでの3泊4日は長いと感じていると思います。けれど、1日目にリーダーや新しい友達と出会って一緒に活動し、2日目には数々の試練を乗り越え絆が深まり、3日には夜のスタンツ(寸劇)に向けて班での相談を通して自分の意見を言って作り上げていく。4日目には思い出を振り返って4日間でできた絆を確かめ合う。そんな索敵な体験している子どもたちや、リーダーにとっては、4日間なんてあっという間に感じたり、全然時間が足りなく感じたりするのかも知れませんね。それとは逆に保護者の方はわが子が今なにをしているのかが気になって気になって仕方ないのでしょうね。もしかすると保護者の方にとっても、子離れという課題の4日間なのではないでしょうか?日ごろ一緒にすごしている分、離れたときの大切さや愛しい気持ちがより深いものになっていれば幸いです。帰ってきた時には、たくさん話を聞いてたくさんほめてあげて下さい。保護者の方の接し方ひとつで4日間の経験が何倍にもふくれあがる事でしょう。よろしくお願いしますね。

  • とても充実したサマーキャンプだったようで、たくさん話を聞くことが出来ました。
    親は心配ばかりしていたのに子どもは楽しかった話ばかりで、成長できた事が大変嬉しく思います。

     充実した4日間になったことをとても嬉しく感じます。この4日間で、私の目から見ても子どもたちは、日に日にというより1つのプログラムを乗り越えていぐごとに、どんどん成長したくましくなっていく姿が見えました。集合したときには、おとなしく周りの子ともしやべれなかった子が、山を登り終えるころには、違う学校の新しい友達を作り仲良くお昼ごはんを食べていたり、毎回の自炊を通して自分の食器をいつの間にか自分で洗うようになっていたり、周りとの関わりや自分の事を自分でする事など成長の仕方やスピードはそれぞれ違いますが3泊4日の中で、どの子も確実に成長しています。また、私たちリーダーもこの4日間で日頃できない貴重な体験をして成長しています。リーダーたちの中にも、4日間の中で思いつめて泣き出す者や、逃げ出したくなると後に語っていた者などもいます。しかし、それを子ども達や一緒に活動している仲間と共に乗り越え、成長しいくのです。3日目の夜のセレモニーでは、子どもたちもリーダーも多くの者が泣きました。一緒に活動した友達やリーダー、頑張ってきた自分を振り返って想いを語り合い泣きました。そんな体験が、一生の友達を作ったり、一生の思い出になっていくんだと思います。このことは、とても素晴らしい事だと思い、こんな活動を誇りに思います。今回のJLの延長に私たちのリーダー活動があります。今回参加したJLっ子がさらに成長し、いつの日かリーダーとして一緒に活動できる事を現リーダー一同、心より待ってます。そのようなことがありますよう保護者の皆様もこれからも温かい目で見守ってくださいね。

アンケートの集計です。(複数回答があります)
1.サマーキャンプに参加して変わったと思われる事
  1位 友達が増えた・・・・・・・・・50%
  2位 自信がついた・・・・・・・・・44%
  3位 手伝いをするようになった・・・17%

2.サマーキャンプに参加して感じた事
  1位 楽しかった・・・・・・・・・・50%
  2位 友達がたくさんできた・・・・・44%
  3位 もっと長いキャンプをしたい・・17%

3.サマーキャンプに参加して
  1位 大変良かった・・・75%
  2位 良かった・・・・・22%
  3位 良くなかった・・・ 2%

1年間いろいろご協力ありがとうございました!!